人間の感覚とは不思議なものだ。
一流品を目の前にしても三流品と嘆く。
一流品にしてみれば、たまったものではない。
でも、感覚の世界であるのでどうしようもない。
また年を重ねると変わるものでもない。
だから厄介なのである。
大概の人は三つ子の魂百までを実践している。
そう、いつまでたっても子供のままなのである。
知識が付き表現が変わるも、
思考回路自体が変わっていないので子供のままなのである。
かくいう私もその世界にいる。
いや、皆がその世界にいるかもしれない。
その中で、考え方が合う合わないの区別をしてゆき、
属する世界を決定してゆかざる得ない。
まして、好き嫌いを言える世界なら、まだ救われるが、
それを許されない世界にいる人たちは厳しいものがある。
その世界の中で我慢し続けるか、
その世界を飛び出すかの選択をしなければならない。
結構、究極の選択と私は考えている。
たまたま、快適な世界に属せた人は幸福なのです。
人生は、不平等の連続です。
それでも勝ち進まなければなりません。
そのためには、自分をケアすることを忘れてはなりません。
自分を自分で守ってやらなければ、周囲は皆子供なのですから…。
いい人になろうとして、潰れてしまったら何もなりません。
自分もそこそこの子供で良いのです。
最後の土俵まで残り続けましょう。
目明き千人、めくら千人なのです。
長い旅路の人生。
擦り傷なんて当たり前なのです…。
以上 sakaki