外海と内海。
その置かれている状況は全く違う。
外海に出る人間。
内海で居る人間。
その両者の生き様も全く違ってくる。
どこで生きるかは自由で優劣はない。
外海は外海の苦労があり、
内海は内海の苦労がある。
外海は、流れが激しく潮の流れに左右される。
流れを背負っているのか、流れが向かってくるかで状況が一変する。
内海は、内海で流れが緩やかな分状況が変化しない。
変化が無い分、応分の忍耐が強いられる。
どちらで生きるにしても覚悟がいる。
覚悟が決まらず、丘に逃げる者もいる。
逃げるのも悪くはない。
でも、一生逃げるているわけにはいかない。
生きることで厄介なことはこのことだ。
勇気を出して逃げる。
勇気を出して覚悟を決める。
この柔軟さが欲しい。
器用さとでも言おうか…。
アクセル全開で坂道を登った後は、少し休むこと。
無理やり休むこと。
人間は、ロボットではない。
ダメなパーツをそう簡単には取り替えられない。
まして全身的疲労は、部分の問題ではない。
『身体は、休めてから使え』先人の言葉が浮かぶ。
ずい分長い間、休む勇気を忘れていたようだ…。
エンスト寸前の自分を振り返り、その不器用さを痛感する。
50歳を過ぎた体は、立派な中古車。
適宜のメンテナンスを繰り返し、できるだけ遠くまで走ることを心掛けること。
今日は、早く酒を切り上げて帰ろう…。
頑張れ、自分!!
以上 sakaki